しばまさ雑記帖

お絵かき、iPad Pro、モーニング娘(ハロプロ)や柴犬とかでできているブログ

Ray-Ban(レイバン)サングラス 長い歴史と確かな品質は、2人のドイツ系移民の友情が築いたという話

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初めてのサングラス!

こんにちは、優樹(まさき)です。

この夏、レイバンのサングラスを買いました。
(って、もう秋ですが)
人生初のサングラス!しかもレイバンの!ひゃっほーい!
サングラス1つでテンション上げ上げになれるって、安上がりだな、自分・・・

今までは、サングラス?…無理無理、着こなせないよ、と思っていたのですが、もう私も立派な大人(おばさん?)。サングラスの1つや2つ、滲み出る大人のオーラと貫禄で何とかなるだろうと。 ←多分勘違い

 私が買ったのは「クラブラウンド」というモデル。

このモデルは「Clubmaster(クラブマスター)」と「Round(ラウンド)」というデザインを融合させたレイバンの最新モデルです。丸みを帯びた、ちょっとレトロで柔らかい雰囲気が初心者にも馴染みやすく、見た瞬間「これだ!」と一目惚れ。

通販で勝ったからサイズが心配だったけど、近くの「和真」で快く調整してもらえました。ありがとう、和真さん。
(次に作るメガネは和真にしようと決意←近眼でメガネ必須)

生まれて初めてサングラスを掛けて外出したときの気恥ずかしさと言ったら・・・^^;
サングラスを掛けているだけなのに、いつもより3割ほどお洒落度がアップしたような気分でした。
(あくまで当社比)

 ところで、「レイバンのサングラス、ひゃっほーい!」って喜んでたけど、どんなブランドなんだろう?と、何も知らなかったことに気づいて、買った後で調べてみました。

そしたらね、すごい歴史があったんですよ~

Ray-Banレイバン)の歴史

Ray-Banサングラスは、1830年にドイツで生まれたジョン・ジェイコブ・ボシュが創業したボシュロム社(米国)のブランドです。
ボシュロムのもう1人の創業者、ヘンリー・ロムも同じドイツ生まれ。
2人が移民としてアメリカに渡ったのは、奇しくも同じ1849年でした。

1840年代のアメリカは工業化へと突き進んでいました。それまで職人が仕事場で手作りしていた商品は、労働者が工場で部品を組み立てて製造するようになり、出来上がった製品は鉄道が消費者に運ぶ。経済と交通の大きな変革の最中にありました。

工業化によって工場での雇用が生まれ、ボシュやロムのように成功を夢見た移民がアメリカには殺到していました。

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1853年、ボシュはドイツからメガネ、望遠鏡などを輸入して、小さな店を開きます。
しかし、当時のメガネはアクセサリー扱いの贅沢品で、ビジネスは思うようにいきません。

そのときボシュを助けたのが、アメリカで出会った同じドイツ系移民のヘンリー・ロムでした。ロムはボシュに60ドル(2015年の価値に換算:約1,598ドル)を投資し、そのお金でボシュは窮地を凌ぎます。

 その頃、アメリカでは奴隷制度廃止運動が高まりを見せ、やがて南北戦争が起こります。ロムは北軍兵士として参戦しますが、戦地からも給料の一部をボシュに送り続け、ビジネスを支えます。

 一方、ボシュは硬質ゴムからメガネフレームを作ることを思いつき、試行錯誤の末に大量生産に成功します。ビジネスを軌道に乗せたボシュは、1863年にロムを共同経営者として迎え入れ、正式に「Bausch & Lomb Optical Company(ボシュロム)」を設立したのです。

「ものづくり」が好き!

軽い気持ちで調べ始めたのですが、すごく面白かったです。

南北戦争のくだりは「風と共に去りぬ」で、工業化のくだりは「モダン・タイムス」で脳内再生されましたよ。一流の陰に歴史ありか、うんうん、と1人で納得。

ボシュさんとロムさんが作った会社だから「ボシュロム」とか、ドヤ顔で人に言いまくりたい気分。

 私は仕事柄、開発者と接することが多いのですが「ものづくり」にかける情熱は国や時代が違っても同じだな、と感じました。

そこまでこだわらなくても・・・と思うことも、彼らはこだわります。

こだわりまくって深夜まで熱い議論を交わし、もうダメ、死ぬとか言いながらも頑張りまくって、無事に製品が世に出た暁には飲み会で大いにはしゃぐのです。
私はそんな空気がけっこう好きで、だからこの仕事を続けてこられたのかもしれない。
できれば、ずっと「ものづくり」に関わって生きていきたい。

死ぬまで何かを作って生きていけたらなぁって思います。

「ものづくり」っていいなあ。


<記事の参照元:ありがとうございました>
ボシュロムの歴史:http://www.bausch.co.jp/our-company/about-bausch-and-lomb/the-bausch-and-lomb-story/
めがねお~:http://www.3980.jp/frame/RayBan/RayBan-HISTORY.htm
アメリカ合衆国の歴史:アメリカ合衆国の歴史 (1789-1849) - Wikipedia

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